作ってみた 自家製酵母

自家製酵母でパンを焼こう 準備~液種作り

2020年3月8日

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自家製酵母をご存知ですか?
聞いたことはあるけどなんだか難しそうと思っている方
ちょっと待ってください!!実は自家製酵母を作るのも
自家製酵母を使ってパンを作るのも全然難しくないです!!
もし少しでも興味がある方はぜひぜひこちらの記事を読んでみてください

パンは4つの材料だけで作れる

パンは以下の材料をそろえておけば作ることができます。




酵母

酵母は一番手軽なところでいうとドライイーストです。
製菓、製パン専門店で購入することができますし
カルディーのような輸入食品を取り扱っているお店でも置いてあることがあります。
ですがこの酵母、実は自分で作ることができてしまうんです!!
自家製酵母を使って焼いたパンは香りも良くまさにお店の味
とても美味しいのでぜひ挑戦してみてください。

 

自家製酵母づくり 必要な道具

まずは自家製酵母を作るために必要な道具です。


スプーン
大きめの鍋

以上です(笑)

鍋は煮沸消毒する際に使うので瓶が水につかるサイズのものを準備します。

瓶とスプーンは煮沸消毒をしてつかうので耐熱のものを使用しましょう。
また、瓶は密閉できるタイプのものを使ってください。

ふたはねじ込み式とフック式のものがありますが
どちらでも構いません。ただ、手に入るまたは家にあるのであれば
フック式のものをお勧めします。


※上がねじ込み式、下がフック式

理由はねじ込み式のものはふたが開かなくなる可能性があるからです。

酵母は発酵によりガスが発生します。
密閉された瓶の中でガスが発生すると内側から圧がかかり
ふたが開きにくくなってしまうのです。
実は私も以前元気すぎる酵母のおかげで
ふたが開かなくなってしまったことがあります。

あの時は旦那の力を持っても開けることができず
仕方なく千枚通しでふたに穴をあけてガスを抜き
何とかふたを開けました(笑)


圧がかかりふたがぷっくり膨らんでいるのがわかるでしょうか?

そんなことがあったからもうねじ込み式の瓶は使わない!!
と思っていたのですが、実はねじ込み式の瓶は今でも使ってます
100均で手軽に手に入るのでね…
ねじ込み式の瓶を使う際は気を付けましょう!!

瓶のサイズですが小さすぎるものは向きません。
上で述べた私の失敗談は瓶が小さかったことも一つの原因です。
だからと言って大きすぎるものは煮沸が大変になるのでお勧めしません
900ml~1Lのサイズのものがちょうど良いのではないでしょうか。
スプーンはかき混ぜる際に使いますので、
瓶の大きさに合わせて長めのものを使うと使いやすいでしょう。

 

自家製酵母づくり 必要な材料

自家製酵母は主に野菜や果物から起こすことができます。
その他の食品だと酒粕やヨーグルトからも起こすことが可能です。

本によっては難易度が示されているものがあるようですが
私が起こしてきた経験だと特別難易度はないような気がします。
難易度が低いものでも失敗するときはしますからね(笑)
その時期の旬の野菜や果物を使うと成功率が高いのではないかと考えております。
旬な野菜や果物を手に入れるのが難しい場合は
レーズンやヨーグルトなどで始めてみると良いのではないでしょうか。

今回はレーズン酵母を例に進めていきたいと思います。
レーズン酵母に必要な材料は

レーズン(オイルコーティングされていないもの)

砂糖

レーズンは必ずオイルコーティングされていないものを使用します。
オイルコーティングされているものでは酵母を起こすことはできません。

水は水道水で大丈夫です。ですが、アルカリイオン水は酵母が起きないのでNGです。

砂糖は酵母の餌になるものです。ミネラルを含んだきび砂糖がおすすめですが
グラニュー糖や、てんさい糖でもOKです。
そのほかにも蜂蜜や水あめ、メープルシロップでも酵母を起こすことは可能です。

 

自家製酵母づくり

まずは下準備から!!瓶、ふた、スプーンを煮沸します。
大きな鍋にたっぷりの水と瓶、ふた、スプーンを入れて煮沸します。
5分程度煮沸したらやけどに注意してお湯を切り、しっかりと冷まします。

瓶が冷めたらレーズンを70g、水700g、砂糖大さじ1を入れてスプーンでかき混ぜます。
しっかりふたをして常温で保管しましょう。
初日に沈んでいたレーズンが2日目あたりから浮き始めたり
かと思ったら3日目にはレーズンが沈んでいたり観察するだけでも楽しいです。

やるべきことは一日一回ふたを開けることと
瓶をゆすり全体に空気に触れさせてあげてください。
スプーンを使っても良いですが、その都度煮沸するのも面倒ですし
瓶のふたをして上下逆さにしたりして混ぜるだけでも良いと思います。
そうすると3日目あたりからレーズンに気泡がつき
早ければふたを開けたときにシュワシュワと音を出し始めます。

私がレーズン酵母を起こし始めたのは2月の下旬。
室温は平均して20度でしたが、シュワシュワが出始めたのは5日目あたりでした。
そして8日目で完成です。
室温によって時間がかなりかかるので根気よく進めていきましょう。
なかなか気泡が出ないからと言ってあきらめずに続けてみてください。

ただし、瓶から腐敗臭や刺激臭がしたりカビが生えてしまった場合は
潔くあきらめましょう。

 

酵母液の完成

酵母液の入った瓶を開けたときに炭酸飲料を開栓した時のように
勢いよくシュワシュワし始めます。
ここで完成と思いがちですが
勢いよくシュワシュワしたところから少し落ち着いたら完成になります。

瓶底にカスのようなもの沈んでいますがこちらはオリと呼ばれるもの
オリの中には酵母がたくさん含まれており
決して悪いものではありません。

完成した酵母液は冷蔵庫で保管します。
野菜やフルーツで酵母を起こした場合瓶の中にフルーツ類が残っていると思いますが
こちらは出して破棄してしまいます。
もちろん食べられないわけではないので料理に使ったり
パン生地に混ぜて使うのも良いと思います。

 

自家製酵母に興味が出てきましたか?

いかがだったでしょうか?
自家製酵母は時間こそかかるものの基本ほったらかしなので
特別難しいことはありません。
自宅に居ながらにして美味しいパンが焼けちゃいますよ。
まずは酵母液作りから!!
ぜひぜひ挑戦してみてくださいね。

元種~パン焼き編へ続きます。

 

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  • この記事を書いた人

ゆっこ

基本めんどくさがり屋のナマケモノ主婦です。掃除や洗濯、料理に片付けなどが大の苦手。貯金は割かし好きで独身時代からコツコツ貯めたお金があったものの最近の赤字家計で貯金も削り気味。このままではいけないといろいろと見直しを始めました。家族構成は旦那と高3、中3の女子二人と私の4人家族。 今年は娘二人がダブル受験で出費が多そうな一年になりそうです。出費に負けず頑張りますよー!!!

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